コーヒー自販機(つづき)/ 山の掟?

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┃ 有限会社テクノロジーサービス メールマガジン 2014年6月3日号
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 送っています。

 今回(の記事)は社長の守本が担当です。

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目次
 <<1>>社員ブログ
    最近読んだ本のこと
 
<<2>>レギュラーコーヒー自動販売機(つづき)
    昨年の10月25日号で紹介した内容の続きです。
 
<<3>>山の掟?
    山に登ったとき、これだけはしてはいけないこと
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<<1>>社員ブログ
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 みなさんは小説や物語を読むとき何を頼りに選びますか?

 わたしは新聞の書評欄と週刊誌の書評欄を頼りにしています。他には毎月
 刊行される新潮社の小雑誌「波」で紹介される本です。

 しばらく前はミステリー関係は児玉清の書評がたよりでしたが残念ながら
 亡くなられてしまいました。児玉清さんお勧めのミステリーは面白いこと
 間違いなしだったので頼りにしていました。
 本当にに残念です。もっと長生きしてほしかった。

 「波」の今月号広告欄に「児童文学のノーベル賞」2014年国際アンデ
 ルセン賞・作家賞を上橋菜穂子さんが受賞したとの記事がありました。
 その作品が「守り人」シリーズで「精霊の守り人」「闇の守り人」・・
 ・・全7作(10冊)です。

 児童文学は大人が読むと歯ごたえが無く飽きてしまうとの思い込みがある
 ので大人になってからは読んだことがありません。

 しかし、その贈賞理由を読んでまず1作品を読んでみることにしました。
 そして次の日、残り全作品を買ってきました。久々に読み応えのある作品
 に出合えたと思います。

 選考委員による講評を紹介しておきます。読書好きの方ならきっと読んで
 みたいと思うでしょう。新潮社から文庫版が出ているので手軽に読めます。

 -------------以下講評----------------
 上橋菜穂子は、「世界中の人々は、物語を紡ぐことへの愛を分かち合って
 いる」という信念を持ち、文化人類学の視点から、ユニークな
 ファンタジー小説を書いている。

 名誉と義務、宿命と犠牲の物語は、新鮮で、まさしく日本的である。
 作品の舞台はどこか中世の日本を思わせるが、彼女自身の手で生み出され
 た世界である。

 土地の風景や神話の創造のみに甘んじることなく、身分制度の在り方に触
 れ、また霊的・倫理的領域が互いに及ぼす影響を描いている。

 彼女の作品の中では世界は単なる空間ではなく、別の次元に属する世界が
 つながり合い、関わり合う。

 異なるファンタジー世界を創り出す卓越した力を持つ作家であり、作品に
 は、知を備えた全ての生き物や自然に対する慈しみと深い敬意が表れてい
 る。
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<<2>>レギュラーコーヒー自動販売機(つづき)
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 昨年の10月25日号で8杯のレギュラーコーヒーを自動的に抽出する自
 販機を紹介しました。その中で抽出後の大量のかすをどのように排出する
 かが課題でした。今回その「画期的方法」をご紹介します。

 (10/25の記事はこちらです。)
    http://ts1781.blog.fc2.com/blog-category-29.html

 人手で数杯のコーヒーを抽出するときは大きなフィルターを使えば良いの
 ですがこれを自動的に行うことは大変難しいのです。

 そこでこのような場合はロール状のフィルターを使いロール紙を巻き上げ
 ることで抽出後のかすを一緒に排出する方法をとるのがこれまでのやり方
 でした。

 (先日テレビでセブンイレブンの店頭にあるレギュラーコーヒー抽出器の
  中を見せていました。かすの排出はこの方法でした。)

 しかしこれは1杯のコーヒーを抽出するときは良いのです。一度に8杯も
 となるとロール紙の幅が30cmしかありませんので、かすがこぼれてし
 まいます。もっと幅の広いロール紙を使えれば良いのですが市販されて
 いません。

 そこで採った方法はV型の抽出器を作ることです。V型抽出器の上にロー
 ル紙を広げ、側面は上下に動くV型の板でシールするのです。

 この中にコーヒー粉を8杯分入れて抽出後にV型を折りたたみ、周囲に
 設けたホッチキスでフィルターを綴じてしまうのです。こうすると粉が
 こぼれることなくロール紙を巻き上げるだけで自動的にかすが排出され
 新しいフィルターが供給される、という仕組みです。

 いかがでしょう。画期的と思いませんか。

 いかんせん、商品化されなかったので日の目をあびることはありません
 でした。いつかこんな、当たり前のようでありながら思いつかない
 コロンブスの卵的な機構を使った装置が商品化できればと思っています。


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<<3>>山の掟?
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 山に登ったとき、これだけは守れば安全に家に帰れます、というお酒好き
 の人たちのための掟です。

 今から9年前の9月、北アルプスの剣岳に登っての帰り道です。
 危険なルートなのでガイド1人、客3人のガイドツアーです。

 この日は朝早く源次郎尾根から剣岳に登り、頂上からは北方尾根ルートを
 たどって池の平小屋、仙人小屋を経由して阿曽原温泉小屋に泊る予定でし
 た。次の日はあこがれの黒部渓谷下の廊下を黒部ダムまで歩くのです。

 剣岳への登りはバリエーションルートなので危険なところがあり、下りも
 池の平小屋まではやはり危ないところがあるので慎重に歩きます。

 しかしここから先は道も広くなだらかな下りで二人が並んで歩いても
 ゆとりがあります。危険なところは通り越したので気を緩めて歩いている
 と仙人小屋の前に出ました。

 なんと小屋の前に露天風呂があるではありませんか。

 今日の目的地まではあと2時間ほどです。これは入って行かない手はあり
 ません。すっかり気が緩んでいる私と連れの一人は風呂につかりながら
 缶ビールを飲みました。しかし、これが大きな間違いでした。

 すっかり気分が良くなって疲れもなくなり広い道を歩いているときです。
 平らな石の上の砂利に足をおろしたので滑って足首を捻挫してしまいまし
 た。普段ならまずそんなところに足を下ろさないところです。

 ガイドさんが心配してストックを一本貸してくれました。道は3人が並ん
 で歩いてもゆとりがあるくらい広いので、右側が切り立った崖になって
 いましたが全く危険は感じませんでした。

 そうして5分も歩かないときです。わたしは突然足を踏み外し崖下に転落
 しそうになったのです。

 一瞬何が起こったかわかりませんでしたが反射的に崖側に180度反転し
 腕を伸ばして崖に生えている草を両手でつかみました。
 崖は切り立っているので足は宙にあります。

 「おーい。助けてくれー」助けを求めたのは生まれて初めです。後ろを歩
 いていた一緒に入浴した人は私が突然視界から消えたのでどうしたのかと
 思ったとのことです。

 私は道より下で草を掴みながらぶら下がっているので道からは見えません。
 私の声を聞きつけて三人が助けに来てくれました。

 「どうしたんですか!!」ガイドさんがびっくりして怒るように尋ねるの
 ですが、自分自身何が起こったのか全くわからなかったのです。
 自分では気がつかないところで「酔っていた」のでしょう。


 山の掟:
 「自分自身が安全なところに身を置くまでは道中で酒を飲まないこと。」


 このとき、私が助かっただけでなくガイドさんのガイド生命も助かったの
 です。もし私が数十メートル下の河原に転落していればきっとガイドさん
 は責任を逃れられないでしょう。
 「なんで登山の途中でお酒なんか飲ませたのだ」と責められるでしょうか
 ら。

 これ以来、「お酒は小屋に着いてから」が掟に追加されました。

 おまけ:仙人小屋前の露天風呂「秘境 仙人温泉」は超お勧めですが、
 誰でも行けるわけではありません。写真で雰囲気がわかるでしょう。

 (仙人温泉でのちょっと恥ずかしい写真はこちらです。)
20140603Morimoto.jpg


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編集後記(柴田)

 つい1週間ほど前にカッコウの鳴き声を聞いたと思ったら、昨日は30度
 越えです。体がついていきません。

 7月,8月はどうなってしまうのでしょうか?

 皆様、くれぐれもご自愛ください。

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